事業承継

　オーナー社長の財産は金融資産が少なく、自社株に偏っていました。

　また、会社経営は決してうまくいっているわけではありませんでしたが、長男に継いで頑張ってもらいたいと思っています。

　オーナー社長の相続後、長男が自社株を１００％相続し後継者になりました。次男は金融資産を相続しました。後継者とはいえ、決して儲かっている会社ではないのですが、次男が妬み争いになってしまいました。

　事前に家族会議による相続・事業承継について話し合いや対策を行っていないと後から問題になるケースが多いです。「昔は兄弟仲が良く、まさかこうなるなんて思いもしなかった…」ということは事業承継ではよくあります。