運営 司法書士法人One Succession
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会社設立以来、定款を見直すことはありませんでした。
定款には「相続人に対する売渡し請求」の規定が記載されていました。自社株の持ち分は現役社長が90%、専務は10%でした。
現役社長の相続時にその相続人に対して、専務が株式の売渡請求をしました。すると、現役社長が保有していた株式が全て会社に買い取られ、専務に会社を乗っ取られてしまいました。
会社の定款は一定の期間で見直していくことが必要です。当時はどこの定款にも入っていた規定も、時代の変化に応じてそぐわないものになっている可能性があります。
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